「飛び出しはしません」 五島・盈進小で交通安全教室

指導を受けながら横断歩道の渡り方を練習する児童=五島市立盈進小

 長崎県五島市富江町の市立盈進小(小田伸幸校長、44人)で12日、交通安全教室があり、全校児童が横断歩道の渡り方や自転車運転の注意点などの交通ルールを学んだ。
 新入学の時期に合わせ、五島署と市交通安全協会、五島自動車学校(同市)が共催。最初に運動場で、停車している小型バスの死角から飛び出した人が車にひかれる場面を、人形を使って再現。児童たちは改めて事故の恐ろしさを実感していた。
 運動場には模擬の交差点が準備され、1~2年生は交差点を渡る練習。3年生以上は自転車に乗る際の点検ポイントや、公道で右左折する時のルールなどを運転しながら学んだ。
 児童たちは修了証書などを受け取り、最後に1年生6人が「飛び出しはしません。右左を見て渡ります。これからも交通安全に気を付けます」と大きな声で約束した。

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