松山英樹「あ、ヤベーな」最終18番で痛恨ダボも50位で決勝ラウンド進出

松山英樹(ロイター)

男子ゴルフの今季メジャー初戦「マスターズ」2日目(12日=日本時間13日、ジョージア州オーガスタのオーガスタ・ナショナルGC=パー72)、3年ぶり2度目の優勝を狙う松山英樹(32=LEXUS)は3バーディー、3ボギー、1ダブルボギーと74のラウンドで通算6オーバーの50位で決勝ラウンド進出を決めた。

松山は2番パー5でバーディーを奪取するも3番パー4、4番パー3を連続ボギーとするなど前半を36のラウンド。後半は何度もチャンスにつけながらバーディーを取れず、パープレーが続いた。迎えた最終18番パー4では第1打を左に曲げてしまい、4オン2パットと痛恨のダブルボギー。ただ、他の選手もスコアを伸ばせずカットラインが6オーバーまで下がり、ギリギリで10大会連続の予選突破を果たした。

松山は「風が強いのはわかっていた。うまくプレーできればアンダーパーで回れるかなという感じはあったんですけど、最後(18番のダボ)はもったいなかったですね」とし、ギリギリのスコアで予選通過したことに「意識? まったくしていなくて。17番でパーセーブしたときに〝あ、ヤベーな〟みたいな感じはあった」と振り返った。

首位はブライソン・デシャンボー(30=米国)ら3人が通算6アンダーで並んだ。特別招待選手で初出場の久常涼(21=SBSホールディングス)は2バーディー、6ボギー、1ダブルボギーの78とし、通算12オーバーの82位で予選落ち。「なかなか良いプレーができなかった」と語っていた。

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