【新日本】海野翔太がジャック・ペリーにリベンジ成功「もっとビッグスターになって戦おうぜ」

ジャック・ペリー(左)と健闘を称えあう海野翔太

新日本プロレス12日(日本時間13日)の米国・シカゴ大会で、海野翔太(26)がジャック・ペリー(26)を撃破しリベンジに成功した。

海野は春のトーナメント「NEW JAPAN CUP」1回戦で、「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」に電撃加入したペリーに敗北した。アウェーである米国の地で雪辱戦に臨んだ…はずだったが、シカゴはCMパンクの地元。AEWマットでパンクとのトラブルを起こしたペリーには、容赦ない大ブーイングが浴びせられた。

ペリーのラフファイトにも動じずトライデント、イグニッションと得意技を連発した海野だったが、リバースフランケンシュタイナーで形勢逆転を許す。キルスイッチから前戦で沈められたランニングニーアタックを浴びてしまった。

それでも意地で3カウントだけは許さない。大胆不敵に〝おねんねポーズ〟からパンクの必殺技・GTSを狙ったペリーにカウンターのDDTをさく裂させて再逆転。ブレイズブレイドから必殺のデスライダーをさく裂させて3カウントを奪ってみせた。

試合後のリングではペリーから握手を求められ、互いに健闘をたたえ合う意外な展開に。ともあれ因縁の相手にリベンジを果たした海野は「借りは返したぞ、この野郎。反則、介入なし、正真正銘正々堂々と1対1でお前から取ったぞ」と胸を張った。「1回勝ったからといえど俺は逃げない。何度でもお前がやりたいんだったら受けて立つよ。お前とはこれから先の10年、20年、このプロレス業界で戦っていくと思う。その時は今以上にもっともっと強くなって、お互い名前を売って、もっとビッグスターになって戦おうぜ。愛してるよ」と将来的な再戦も約束していた。

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