大鳥居と桜のコラボレーション 「茅部神社の桜並木」 ひと足遅い高原の春/岡山・真庭市  

岡山県真庭市内の桜の名所の一つ、蒜山西茅部の「茅部神社の桜並木」が見ごろを迎え、地元の人や観光客たちは淡いピンク色の花々に覆われた参道を歩きながらひと足遅い高原の春を楽しんでいる。

日本最大級といわれる約13メートルの明神型石造りの大鳥居から神社まで約1キロにわたりソメイヨシノなど約500本が植えられており、昨年より約1週間遅く12日に満開となった。この日は好天に恵まれ、陽光が降り注ぐ中、「桜のトンネル」を見上げ、写真に収める参拝客たちの姿が見られた。

[(https://tsuyamaasahi.co.jp/?attachment_id=51780)日本最大級といわれる明神型石造りの大鳥居前の桜

昨年も訪れたという鳥取県米子市の会社員・山本岬さん(29)は「華やかな桜と自然豊かな周囲の風景が合っていてとても気に入っている。町とは違い静かで落ち着けるのも良い」と話していた。

[(https://tsuyamaasahi.co.jp/?attachment_id=51779)地域のシンボル・蒜山三座を背景に咲き誇る桜

開花期間中は、地元有志により「ぼんぼりのライトアップ」が行われ、昼間とはちがった幻想的な夜桜がみられる。

桜並木を散策する観光客

© 津山朝日新聞社