横浜・金沢区内の地域交流拠点を知って スタンプラリー開催

コミュニティサロン「さくら茶屋」は元教諭らがボランティアで運営している=9日、横浜市金沢区

 横浜市金沢区では幅広い世代の交流を促そうと、区内の地域交流拠点「コミュニティサロン」を巡る「かな・サロスタンプラリー」を26日まで開催している。

 交流拠点の普及と活性化を担う「つながりステーション」に加入するコミュニティサロン全10カ所中、5カ所のスタンプを集めると、区役所でサコッシュ(先着100人)がもらえる。

 同区のコミュニティサロンは、2010年5月に元教諭(80)が中心となり、日替わりランチなどを楽しめる多世代交流の場「さくら茶屋」(西柴)を開設したのが始まり。高齢者や子どもたちの“たまり場”として定着すると、「ジュピのえんがわ」(富岡東)や「ほっこり」(東朝比奈)、「こずみのANNEX」(釜利谷東)など多様なサロンがその後、相次いで誕生した。

 同区地域振興課の地域力推進担当課長は「未体験の方の『サロンデビュー』を助けようと企画した。一人でも多くの人に、地域の出会いを楽しんでほしい」と参加を呼びかけている。問い合わせは同課、電話045(788)7806。

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