グリーン・ゴブリンの作品を超えた「同じセリフ」に胸アツ!サム・ライミ版から最新作まで『スパイダーマン』映画8作が一挙TV放送

『スパイダーマンTM[4Kレストア版]』©2002 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved. | MARVEL and all related character names: © & TM 2024 MARVEL.

祝『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』CS初放送!

2000年台初頭、ホラー映画で鳴らしたサム・ライミ監督による『スパイダーマン』シリーズが公開されたときには、まさかここまで壮大なヒーローサーガに成長し、世界を熱狂させ続けるとは誰も思わなかっただろう。

2019年にはアニメ映画作品『スパイダーマン:スパイダーバース』がアカデミー賞を受賞し、並み居るマーベル・ヒーローズの中でも一歩抜きん出た存在感を放つスパイディ。コミック初登場から62年目となる2024年現在、その快進撃は一段落しているものの、アニメ最新作『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』のいち早い公開を多くのファンが熱望している。

サム・ライミ監督の『スパイダーマン』(2002年)公開時に生まれ、現時点での実写版最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2022年)を劇場に観に行った、という若いファンもいるだろう。マルチバース設定が当たり前になった今だから、あえて遡って鑑賞するのも新たな楽しみをもたらしてくれるかもしれない。

ということで『~ノー・ウェイ・ホーム』CS初放送を記念して、CS映画専門チャンネル ムービープラスでは「特集:スパイダーマン大集合!」と題し、全8作を一挙放送中。サム・ライミの『スパイダーマン』シリーズ3作(2002年、2004年、2007年)、アンドリュー・ガーフィールドとエマ・ストーンの共演でリブートした『アメイジング・スパイダーマン』2作(2012年、2014年)、そしてMCUと世界を共有することになったトム・ホランド主演の『スパイダーマン:ホームカミング』(2017年)、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019年)、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2022年)まで、自宅でイッキに鑑賞できるチャンスだ。

ヴェノムやマダム・ウェブなど、SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)作品とのリンクも気になるスパイダーマンを、この機会に総復習しておこう。

『スパイダーマンTM』[4Kレストア版](2002年)

幼くして両親を失ったピーター・パーカー(トビー・マグワイア)は伯父夫妻に育てられた。隣に住む幼馴染みのメリー・ジェーン(キルスティン・ダンスト)へ密かな想いを抱きつつ、科学の勉強に精を出す日々。ある日、遺伝子を組み換えたスーパースパイダーに刺されたピーターは、強靭な肉体とクモのような特殊能力を持つようになり……。

ウィレム・デフォー演じるグリーン・ゴブリンことノーマン・オズボーンがピーターに言う「私も科学者をやっていてね(You Know I’m Something of a Scientist Myself)」というセリフに要注目!?

『スパイダーマンTM2』[4Kレストア版](2004年)

ピーターは新聞社でバイトをしながら大学に通い、スパイダーマンとしてNYの街を守る日々。愛するMJは夢だった舞台女優になり、親友ハリー(ジェームズ・フランコ)は父の仇スパイダーマンへの復讐に燃えていた。そんな人間関係に悩むピーターの前に、伸縮自在の人工アームを操る怪人ドック・オク(アルフレッド・モリーナ)が現れ……。

『スパイダーマンTM3』[4Kレストア版]

ピーターはブロードウェイ女優になった恋人MJにプロポーズを決意する。ある夜、ピーターは父の力を受け継ぎ“ニュー・ゴブリン”と化した親友ハリーに襲われるが、闘いの末、ハリーは記憶障害に。その頃、脱獄囚マルコ(トーマス・ヘイデン・チャーチ)が逃げ込んだ研究所で砂の体を持つ“サンドマン”に変身してしまう――。

『アメイジング・スパイダーマンTM』(2012年)

約13年前の父母の失踪以来、伯父夫婦に育てられた高校生のピーター・パーカー(アンドリュー・ガーフィールド)。ある日、父親の残した鞄から、父と生物学者コナーズ博士(リス・エヴァンス)との関係を記すメモを発見。オズコープ社で働く博士を訪ねたピーターは、そこで遺伝子操作実験中の蜘蛛に噛まれてしまう。翌日、彼の身体に異変が起き始め……。

本年度アカデミー賞の壇上では、『哀れなるものたち』で主演女優賞を受賞したエマ・ストーン(グウェン・ステイシー役)と、プレゼンターのサリー・フィールド(メイおばさん役)が再会したことも話題に。

『アメイジング・スパイダーマン2TM』(2014年)

スパイダーマンとしてNYの平和を守り、普通の青年としても充実した日々を送るピーター・パーカー。ある日、大企業オズコープ社の御曹司である旧友ハリー(デイン・デハーン)が街に戻ってきた。一方、オズコープ社で働く電気技師マックス(ジェイミー・フォックス)が感電事故に巻き込まれ、超人エレクトロに変貌してしまう。

※「TM」=トレードマーク

『スパイダーマン:ホームカミング』(2017年)

ニューヨークに暮らす15歳のピーター・パーカー(トム・ホランド)は、スパイダーマンとして部活のノリで街を救う高校生。アイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)は彼の才能を見出し、真のヒーローへ導こうとする。ある日、巨大な翼の怪物が街に出現。ピーターはスタークの忠告を聞かずに1人で戦いに挑むが……。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019年)

高校生のピーターは夏休みに大好きなMJ(ゼンデイヤ)、親友のネッド(ジェイコブ・バタロン)らとヨーロッパ旅行に出かける。だが、そこに現れたのは元S.H.I.E.L.D.長官のニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)。ヨーロッパを始め世界中に迫り来る新たな脅威を察知したニックは、スパイダーマンの力を必要としていた。

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021年)

ピーターがスパイダーマンだという記憶を世界から消すために、危険な呪文を唱えたドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)。そのせいでマルチバースの扉が開かれ、ドック・オク、グリーン・ゴブリン、エレクトロ、サンドマン、リザードといった強敵をこのユニバースに呼び寄せてしまう。

過去7作のヴィランが時空を越えて大集結。グリーン・ゴブリンの「私も科学者をやっていてね」という2002年のセリフが、ここでも聞ける!?

「特集:スパイダーマン大集合!」はCS映画専門チャンネル ムービープラスで2024年4月放送

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