野生動物への理解を進めるイベント 京都市動物園など6施設・団体が開催

野生動物への理解をきっかけに、動植物や自然について考えてもらおうというイベントが、京都市左京区の京都市動物園で行われています。「野生動物学のすすめ」と題したこのイベントは、野生動物をきっかけに、動物はもちろんその食料や生息に必要な植物にも関心を持ってもらおうと2016年から開かれています。13日は自然環境を次世代につなぐことを目的に、連携を図る6つの施設や団体によるワークショップが開かれました。このうち京都水族館のブースでは、子どもたちが回転のぞき絵作りに挑戦し、アザラシの泳ぎ方を観察しました。また「動物園でフィールドビンゴ」の企画では、職員がガイドしながら家族連れなどが園内を散策し、「模様のある生きもの」や「長い生きもの」などキーワードに合うものを見つけて、ビンゴシートのマス目を埋めていました。ワークショップは13日のみですが、14日は様々な分野の講演会などがおこなわれます。

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