ソフトバンク・甲斐拓也が国内FA権取得「今は小久保監督を胴上げすることしか考えていません」

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育成出身14年目捕手が国内FA権取得

ソフトバンクの甲斐拓也捕手(31)が、国内FA(フリーエージェント)権の資格取得条件を満たした。

甲斐は大分・楊志館高から2010年育成ドラフト6位で入団。2013年オフに支配下登録されると、翌2014年に一軍初出場を果たした。「甲斐キャノン」の異名を持つ強肩を武器に2017年には正捕手として日本一に貢献し、育成出身初となるベストナインとゴールデングラブをダブル受賞。侍ジャパンにも選出された。

2020年からは野村克也氏の背番号「19」を背負い、扇の要としてチームをけん引。昨季は130試合にスタメン出場し、2年ぶりの2ケタ本塁打を達成した。オフには球団から複数年契約を提示されたが、現状維持の年俸2億1000万円(推定)で単年契約を結んでいる。

通算成績は915試合に出場し打率.218、57本塁打、249打点、OPS.637。

甲斐拓也選手のコメントは以下の通り。

○甲斐拓也選手コメント まず育成選手として入団した自分が、FA権を取得するまできたのは、家族と沢山の関係者を含め、多くの方々の支えがあったからだと思います。育成からの積み重ね、支配下登録、そして一軍で起用していただいた球団と歴代の首脳陣の方々には感謝の気持ちで溢れています。 一軍の舞台でプレーしてきた証であるFA権を取得できたことは、プロ野球選手として大変嬉しく思います。今は小久保監督を胴上げすることしか考えていません。その為に一日一日精進し、福岡ソフトバンクホークスの力になれるようにしていきたいです



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