「普段は踏み込んだりしない」 トニー移籍金の値下げ報道をブレントフォード監督が否定

[写真:Getty Images]

ブレントフォードのトーマス・フランク監督がイングランド代表FWイヴァン・トニー(28)の安売りを否定した。

賭博規則違反で8カ月にもおよぶキャリア停止に追いやられた時期もあったが、今年1月から復帰を果たしたトニー。ここまでプレミアリーグ13試合で4得点1アシストの数字を残すなか、3月の代表活動では2キャップ目で初ゴールをマークした。

来るユーロ2024の代表入りに向けてアピールするなか、ピッチ外ではアーセナルとチェルシーがこのブレントフォードのゴールゲッターを追いかけるクラブと目され、今夏の去就も注目どころに。2月にはフランク監督も売却の可能性を認めた。

そのなか、8000万ポンド(約152億6000万円)で売却を目指すとされたブレントフォードだが、2025年夏までしか残っていない契約状況も加味して、3000万〜4000万ポンド(約57億2000万〜76億3000万円)に設定し直したとの報道が浮かぶ。

報道どおりなら、欲しがるクラブがいろめき立つ話だが、イギリス『イブニング・スタンダード』によると、フランク監督が否定的なコメントを残したようだ。

「普段はこうした値段に踏み込んだりしないタチだが、(昨季の)プレミアリーグで20ゴールを決めた選手では非常に安いと言えるだろう」

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