DeNA度会 ”親友”ヤクルト吉村との対戦心待ち

試合前練習で笑顔の度会=横浜

 横浜DeNAのドラフト1位ルーキー度会隆輝と、13日に先発するヤクルトの右腕、吉村貢司郎は社会人時代に同じ神奈川県内のENEOSと東芝でしのぎを削った。度会は「今年は社会人時代の球速に戻ってきていると感じる。真っ直ぐ勝負しようと言ったが、投げてこないと思う。そこは楽しみ」と対戦を心待ちにしている。

 社会人時代は横浜スタジアムで行われる都市対抗大会西関東予選などで何度も顔を合わせた。「(横浜)スタジアムで平均150キロを超えていて、先発で超えてくるのは相当。変化球の精度も半端じゃないので、あそこまでの投手は見たことない」と完成度の高さが強く印象に残っている。

 2021年の都市対抗大会ではENEOSの補強選手として吉村が加入したこともあり、元チームメートの間柄でもある。「すごく優しくて、打ったときも連絡をくれる。年齢的には5個上だが、親友くらいの感じ」と度会。プロの舞台での再会がうれしい様子だった。

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