【MLB】山本由伸5回3失点の粘投を披露!勝ち投手の権利を持って降板

山本由伸 PHOTO:Getty Images

<2024年4月12日(金)(日本時間13日)MLB ロサンゼルス・ドジャース 対 サンディエゴ・パドレス @ドジャー・スタジアム>

メジャー2勝目はリリーフ投手たちにゆだねられることになった。ドジャースの山本由伸(25)はメジャー4試合目の先発登板となったこの試合で5回3失点6奪三振という粘投を見せて降板。

チームがリードしているため、勝ち投手の権利を持ったままマウンドを降りることになった。

ソウルシリーズで先発した際、1回5失点KOされたパドレスを相手にしたこの試合。

山本は得意のカーブを武器にした投球で先頭打者のボガーツ(31)を空振り三振に抑えるなど、1回表から三振を奪いに行ったが、この回は4番のマチャド(31)にカーブをすくい上げられていきなり2ラン本塁打を献上してしまった。

さらに山本は2回表には6番のキム・ハソン(28)にもダメ押しの本塁打を喰らい、この時点でのスコアは1-3に。ソウルシリーズの時のように長打を打たれるシーンが多く、パドレス打線は鬼門なのかとも思わせた。

しかし、3回以降の山本はスプリットを中心にした投球にスイッチしたことで安定。

ソウルシリーズで先制のタイムリーを打たれたクロネンワース(30)からは併殺打を奪い、4回表には本塁打を打たれたマチャドからも空振り三振を奪うなど、毎回ランナーを出しながらその後はゼロに抑えていった。

5回は先頭打者のメリル(20)をセカンドゴロに打ち取ると、続くウエード(29)をフルカウントから見逃し三振。

そして、ボガーツからも最後はカーブで見逃し三振を奪ってこの日初の三者凡退に。6回で降板したため結果、この日の山本は91球を投げて5回3失点、6奪三振という好投を見せた。

山本が降板した時点でスコアは7-3でドジャースが4点をリード。山本はこのままメジャー2勝目を掴むことができるだろうか。

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