4月13日(現地時間12日)、コネチカット大学のドノバン・クリンガンが「NBAドラフト2024」にエントリーすると報じられた。『ESPN』など複数の現地メディアが伝えている。
『ESPN』が公開している今年のドラフトトップ100リストのなかで、全体3位と非常に高い評価を受けているクリンガン。1年生からハスキーズ(コネチカット大学の愛称)でNCAAトーナメント優勝を経験すると、2年目を迎えた今シーズンはプレータイムを伸ばし、主力として再び全米王座に貢献した。
220センチにも近い体格を有し、今シーズンは1試合平均2.5ブロックとゴール下で強烈な存在感を放ったクリンガン。トーナメントでのスタッツは同15.3得点8.3リバウンド3.2ブロックとシーズン平均を上回る数字を残し、ハスキーズが繰り出す数多くのセットプレーで起点の役割を担った。
クリンガンは自身のSNSを通じ、「ハスカーネーションのみんな、とてつもないほどのサポートに感謝するよ。君たちはこのチームにとって最高のサポーターで、僕らは毎日練習に励んで勝利をつかむための自信やモチベーションを得ることができた」と投稿。大学での2年間は「すべての夢と期待を超えていた」と感謝のメッセージを贈った。
『ESPN Stats & Information』によると、クリンガンは同じく今ドラフトでの1巡目指名が予想されているザック・エディ(パデュー大学)と並び、NCAAディビジョン1でシーズン合計400得点80ブロック50アシストをマークした2人のうちの1人に。決勝でも激突した2人のビッグマンは、果たしてどのようなリーグデビューを飾るだろうか。
NCAAトーナメント決勝で相まみえたクリンガン(右)とエディ(左)[写真] = Getty Images