山本2勝目ならず 大谷は4号ソロ含む長打3本 松井1回無失点

【パドレス8-7ドジャース】延長11回タイブレーク@ドジャー・スタジアム

日本時間4月13日、ドジャースは本拠地ドジャー・スタジアムで同地区のパドレスとの3連戦がスタートし、その初戦は延長11回までもつれる熱戦の末に7対8で敗れた。勝利したパドレスはリリーフ陣が合計6イニングを1安打無失点に抑える好投を見せ、7番手のロベルト・スアレスが今季初勝利(0敗)をマーク。ドジャースはリリーフ陣が山本由伸の2勝目を消してしまい、7番手のアレックス・ベシアに2敗目(0勝)が記録された。

マイケル・キングと山本の投げ合いで始まった一戦は、1回表にパドレスがマニー・マチャドの3号2ランで先制。ドジャースは1回裏に大谷翔平の4号ソロで1点を返したが、2回表に金河成(キム・ハソン)に2号ソロを浴び、再び2点ビハインドとなった。しかし、直後の2回裏にマックス・マンシーの3号ソロとムーキー・ベッツの6号3ランで4点を奪い、逆転に成功。3回裏にはテオスカー・ヘルナンデスも5号2ランを放ち、7対3とリードを広げた。

ところが、ドジャースのリリーフ陣が踏ん張れず、6回表にジェイク・クロネンワースの3号ソロで1点を返されると、7回表にはフェルナンド・タティスJr.の5号2ランなどで7対7の同点に。試合はそのまま延長タイブレークに突入し、11回表にジャクソン・メリルのタイムリーで勝ち越したパドレスが8対7で勝利した。

ドジャース先発の山本は2本塁打を浴び、5回91球、被安打4、奪三振6、与四球1、失点3で降板。勝利投手の権利を持っていたが、リリーフ陣が同点に追いつかれたため、2勝目を挙げることはできなかった(1勝1敗、防御率4.50)。

ドジャースの大谷は「2番・DH」でスタメン出場し、初回の第1打席で4号ソロ。これがメジャー通算175本目の本塁打となり、松井秀喜の日本人最多記録に並んだ。その後、2本の二塁打を放ち、日米通算1000安打も達成。長打を3本放ち、5打数3安打1打点で今季の打率は.353、OPSは1.098となっている。

パドレスの松井裕樹は7対7の同点に追いついた直後の7回裏に3番手として登板。大谷に二塁打を浴び、一死2塁のピンチを招いたが、無失点で切り抜けた。1回15球を投げて被安打1、奪三振2、与四球1、失点0で4試合連続無失点となり、今季の防御率を1.08としている。

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