大谷翔平が日本人最多175HR 松井秀喜氏に並ぶ、日米1000安打も…ド軍延長11回敗戦

4号を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

5打数3安打1打点で打率.353

■パドレス 8ー7 ドジャース(日本時間13日・ロサンゼルス)

ドジャースの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、本拠地のパドレス戦に「2番・指名打者」で先発出場し、初回に3試合ぶりの4号ソロを放った。松井秀喜氏に並ぶ日本人最多の通算175本塁打。5回の左翼線二塁打で日米通算1000安打も達成した。5打数3安打1打点で打率.353、OPS1.098。チームは延長11回で敗れ、2連敗を喫した。

大谷のメモリアルな一撃は、2点を追う初回1死だった。右腕キングの見逃せば外角ボール球、95.4マイル(約153.5キロ)のフォーシームを逆らわずに打ち返した。左中間スタンドへ消える4号ソロ。メジャー7年目で松井秀喜氏の持つ日本人最多175本塁打に並んだ。打球速度107.3マイル(約172.7キロ)、飛距離403フィート(約122.8メートル)、角度25度だった。

快音は止まらない。5回先頭では左翼線へ落とす二塁打で、日米通算1000安打(NPB296安打、MLB704安打)に到達した。7回1死では松井裕樹と対戦。真ん中に抜けたスプリットを右翼線二塁打とした。1試合3安打は今季2度目だ。

試合前、大谷の口座から不正送金したとして訴追された元通訳の水原一平容疑者がロサンゼルスの連邦地裁に出廷。保釈金2万5000ドル(約383万円)、パスポート返上、大谷と接触しないなどの条件で保釈された。デーブ・ロバーツ監督は「ショウヘイはとにかく前に進める」と語った一戦。自らのバットで重い空気を振り払った。

先発の山本由伸は5回4安打3失点で降板。今季2勝目の権利を持って降板したが、救援陣が崩れた。両軍合わせて8本塁打が飛び出す空中戦となったが、延長11回で敗れた。(Full-Count編集部)

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