シーズン最終盤でスパーズが劇的白星…最大23点差から昨季王者・ナゲッツに大逆転勝利

4月13日(現地時間12日)、サンアントニオ・スパーズがホームのフロストバンク・センターでデンバー・ナゲッツと対戦し、最大23点差から逆転勝利をつかんだ。

デビン・バッセル、ジェレミー・ソーハン、ケルドン・ジョンソンなど主力メンバーが欠場したスパーズ。第1クォーターは互角の戦いを演じるも、第2クォーターからは徐々に昨シーズン王者にリードを拡大され、50-68と18点ビハインドで試合を折り返す。

第3クォーターも序盤から失点が続いたスパーズだったが、ビクター・ウェンバンヤマの連続3ポイントシュートで一気に1ケタ点差まで詰め寄ると、サンドロ・マケムラシュビリら先発陣も追撃。87-100で第4クォーターにつなげると試合残り30秒に1点差まで追いつき、最後はデボンテ・グラハムがフローターを沈めゲームセット。最終スコア121-120でスパーズが劇的な白星を挙げた。

スパーズはウェンバンヤマが34得点12リバウンド5アシスト2ブロック、マケムラシュビリが21得点12リバウンド、トレイ・ジョーンズが14得点6リバウンド10アシストで勝利に貢献している。

試合後のインタビューに登場したグラハムは、「最高の気分だ。このシーズンは大変だったけど、ファンのみんながどの試合でも僕らを支えてくれた。今夜勝利できたことがただただうれしいよ。Go Spurs Go!」と会場を盛り上げた。

リーグ連覇が期待されるウェスタン・カンファレンスの強豪を相手に挙げたこの1勝は、ファンにとって飛躍を期待させるゲームとなっただろう。あと1試合を終えれば長いオフを迎えるスパーズだが、来シーズンでの躍進には期待が高まるばかりだ。

【動画】強烈ダブルダブルでチームをけん引したウェンバンヤマ!

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