PSG「バルセロナのスターを強奪」 チーム再編のキーマンにFデヨングを指名か

フレンキー・デヨング(ロイター)

フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)を率いるルイス・エンリケ監督(53)が古巣イレブンの引き抜きをクラブに要望した。同国メディア「FICHAJES・ET」が報じた。

PSGは今季限りでフランス代表FWキリアン・エムバペ(25)の退団が確実となったため、来季に向けてチーム再編をもくろんでいる。すでにイングランド・プレミアリーグのリバプールに所属するポルトガル代表FWルイス・ディアスの獲得に動いている中、指揮官は中盤強化のために古巣のスペイン1部バルセロナのオランダ代表MFフレンキー・デヨング(26)を欲しているという。

同メディアは「バルセロナのスターを奪いたい」との見出しで「PSGが中盤を強化する必要性を考えれば、デヨングに関心を寄せるのは当然だ。チームは今も重要な瞬間に変化をもたらすことができる選手を探しており(スペイン代表MF)カビら他のオプションも検討されているが、PSGのメインターゲットはデヨングだ」と伝えた。

デヨングをめぐっては、かねてイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドなどが獲得を熱望。このため本人が脱バルセロナを検討するのであれば、大争奪戦に発展するのは間違いない。移籍金は1億ユーロ(約163億円)とみられるが、PSGは新たなキーマンと契約できるだろうか。

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