B・デシャンボーがトップタイで週末へ LIV戦士の生き残りは?

トップタイで週末を迎えるブライソン・デシャンボー(撮影:GettyImages)

<マスターズ 2日目◇12日◇オーガスタ・ナショナルGC(米ジョージア州)◇7555ヤード・パー72>

トップ5に“LIVゴルファー”3人(フィル・ミケルソン、ブルックス・ケプカ、パトリック・リード、いずれも米国)が入った昨年のマスターズ。今年は13人のLIV勢が出場し、8人が予選を通過した。

トータル6アンダーでトップタイに立っているのは、ブライソン・デシャンボー(米国)。2日目は、強風の影響を受け「73」と思うようにスコアを伸ばすことができなかったが、「このような状況のオーガスタは初めてだった。(決勝ラウンドに向けて)とても興奮している」と大会初優勝に向けて意気込みを語った。ほか、昨年覇者のジョン・ラーム(スペイン)やケプカ、ミケルソンらが決勝ラウンドに進出した。

一方、5人のLIVゴルファーが予選落ちとなった。そのなかでも、2020年大会覇者のダスティン・ジョンソン(米国)は初日に「78」を叩くと、2日目は大会自己ワーストの「79」でトータル13オーバー・85位タイ。PGAツアー時代は希代の飛ばし屋として名をはせた実力者だが、2日間で姿を消すことになった。

LIV勢のなかでも“明暗”がはっきりと分かれた形だ。デシャンボーは、LIVゴルフ所属選手として初となる“グリーンジャケット”獲得へ。世界ランキングトップに立つスコッティ・シェフラー(米国)らと優勝争いを繰り広げる。

【予選通過したLIVゴルファー】
1位:ブライソン・デシャンボー(-6)
8位:キャメロン・スミス(-1)
15位:パトリック・リード(0)
24位:ブルックス・ケプカ(+2)
24位:タイレル・ハットン(+2)
35位:フィル・ミケルソン(+4)
35位:ホアキン・ニーマン(+4)
44位:ジョン・ラーム(+5)

【予選落ちとなったLIVゴルファー】
セルヒオ・ガルシア(+7)
バッバ・ワトソン(+10)
チャール・シュワーツェル(+11)
ダスティン・ジョンソン(+13)
アドリアン・メロンク(+14)

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