ヤン・ミーが語る女優への道、きっかけはホアン・シャオミンとリウ・イーフェイ

中国の女優ヤン・ミー(楊冪)がこのほどインタビューで、子役時代を経て女優として活動を始めるまでの経緯を語った。

ヤン・ミーは4歳で時代劇ドラマに出演し、子役として活動していたことが知られている。ヤン・ミーによると幼少時、友達はピアノやバレエなどさまざまな習い事をしていたが、やんちゃすぎて教室にじっとしていられない子供だったため全て性格に合わず、両親が苦肉の策として映画スタジオの子供養成クラスに入れたのがきっかけだった。

小学校高学年まで子役をしていたヤン・ミーはその後、学業に専念するため仕事を離れたが、絵を描くことが大好きなため、美術系の中学に進学したいと両親に願ったのが、「人生で唯一、親に要求したこと」だったと語る。しかし、画家は不安定な仕事で、死後に有名になるという認識の強かった両親に猛反対され、普通の中学へ進む。在学時、あるきっかけで雑誌モデルをするようになり、16歳で再び女優の仕事に戻っている。

2006年の時代劇ドラマ「神鵰侠侶」に出演しているが、撮影当時は高校3年生だった。同作に主演する俳優ホアン・シャオミン(黄暁明)、女優リウ・イーフェイ(劉亦菲)の話を撮影現場で聞いているうちに、2人の母校である映画や演劇の専門大学・北京電影学院の受験を決めたという。中国には北京電影学院を含む名門3校はじめ、演技を専門的に学ぶ大学が多数あるが、「電影学院(映画大学)という名前が親しみやすかったから」と、選んだ理由を語っている。

なお、北京電影学院の受験では試験官の前で歌を歌ったものの、最初から最後まで音程を外してしまい、不合格は間違いなしと考えていたという。しかし幸いにも合格し、「受かったのなら続けよう」と思い、女優の道に進んだことを明かしている。(Mathilda)

© 株式会社 Record China