大谷4号にロバーツ監督「私の記録まで、まだ数日ある」 実は日本生まれのド軍選手HR記録保持

MLBの日本人歴代最多タイとなる通算175号を放ったドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

パドレス戦で今季4号

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手が12日(日本時間13日)、本拠地パドレス戦に「2番・DH」で先発出場。4号ソロを含む5打数3安打1打点の活躍だったが、チームは延長戦の末に7-8で敗れた。松井秀喜の日本人メジャーリーガー通算本塁打記録の175本に並んだ。試合後のデーブ・ロバーツ監督のコメントを米記者が紹介。日本生まれのドジャース選手としては、ロバーツ監督が最多の通算7本塁打だが「記録が破られるまで、まだ数日ある」と語ったという。

大谷は0-2の初回1死走者なし、拍手と声援が響く中で打席に入った。外角に入った球を弾き返し、左翼席に伸びる4号ソロ。打球速度は107.3マイル(172.68キロ)、飛距離は403フィート(122.8メートル)。悠々とダイヤモンドを回った。

試合後、MLB公式のドジャース番フアン・トリビオ記者は自身のXでロバーツ監督の言葉を紹介。「私の記録が破られるまで、まだ数日ある」とお茶目な言葉を口にしたという。ドジャースに在籍した日本生まれの選手による通算最多本塁打は、沖縄生まれのロバーツ監督が在籍3シーズンで7本(メジャー通算は23本)。大谷は野茂英雄の4本に並んでおり、更新は確実とみられている。

THE ANSWER編集部

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