【卓球】張本美和 W杯史上最年少Vなるか 中国メディアが分析「記録の更新は不可能ではない」

張本美和

卓球女子でパリ五輪団体代表の張本美和(15=木下グループ)に対し、中国メディアが偉業達成の可能性を分析した。

15日に開幕するマカオW杯を前に、同国メディア「捜狐」は「張本美和は卓球シングルス史上最年少チャンピオンになれるか」との見出しで記事を掲載。最年少記録は2016年10月に当時16歳で優勝した平野美宇(木下グループ)が持っているが「張本美和は中国、日本、韓国のライバルを何度も下してきた。したがって、記録の更新は不可能ではない」と期待を寄せた。

その一方で同メディアは「中国卓球チームからのプレッシャー、今年の大会は中国女子チームは参加を断念しなかった。日本の主力選手との対戦でも確実に勝てるとは言えず、韓国の選手らとの勝算は五分五分程度にとどまっている」と指摘し「現在の張本美和のレベルは良いものの、他の対戦相手、特に中国チームの主力選手をリードするレベルにはまだ達していない」との見方も示している。

とはいえ「技術的および戦術的スキルはまだ完全に完成していない」からこその伸びしろも秘める張本。果たして世界の猛者を相手にどんな試合を見せてくれるのだろうか。

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