高岡達之氏 自民党の処分に指摘「若手の議員さんの面倒見がいい人は生き残ってます」

萩生田光一氏

読売テレビ特別解説委員の高岡達之氏が13日放送の「今田耕司のネタバレMTG」(読売テレビ)に出演した。

番組では自民党の裏金問題をめぐり、安倍派と二階派の国会議員39人の処分内容が決定したことを取り上げた。世耕弘成元参院幹事長、塩谷立元文科相が離党勧告という重い処分を受ける一方で萩生田光一前政調会長、松野博一前官房長は党の役職停止にという処分に自民党内部からも不満の声が噴出している。

今回の処分内容について高岡氏は「色んな陰謀があるという線引きですよね。総理の側から見たら、秋の総裁選の時に誰に役に立ってもらうかということも入ってるでしょうね」と感想を述べた。

また「ご本人が言ってるんじゃないですよ」と断ったうえで「萩生田さんはご自分では『そんなことは僕は全然違うよ』とおっしゃってるけど。我々、外から見ると若手の議員さんの面倒見がいい人は生き残ってます。厳しい処分からは一線があります。誰とは言えませんけど上の方のランクの方でも若手が付いてきてないなという方は厳しいです。だから総裁選の時に若手が下にいるよねっていう人はちょっと甘くしとかないと」と指摘。

政治資金パーティーの裏金問題をめぐり自民党では派閥を解消したが高岡氏は「派閥はなくなったことになってます。なくなりません。派閥という名前がないだけです」と話した。

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