大谷翔平、ド軍1号弾キャッチの女性と“和解”の対面 直後の試合でゴジラ並ぶ175号&日米通算1000安打

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

パドレス戦で3本の長打を放つ大暴れ

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、本拠地パドレス戦に「2番・DH」でスタメン出場。4号ソロを含む5数3安打1打点だった。3安打はいずれも長打。試合は延長戦の末にドジャースが7-8で敗れた。試合前、大谷は移籍後1号本塁打をキャッチした米女性ファンと対面。米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番サム・ブラム記者などが“和解”の場面に注目していた。

試合前、大谷は4日(日本同5日)の試合で放った今季1号HRをキャッチしたアンバー・ローマンさんと対面。当時は複数の警備員に取り囲まれるような形で記念球と大谷のサイン入りグッズを交換したと米メディアに報じられており、その過程が物議を呼んでいたが、ローマンさんの誕生日のこの日、ドジャースはローマンさん夫妻を改めて球場に招待。和解したようだ。

ローマンさんは自身のXに大谷との記念写真を公開し、「最高の誕生日!!」と喜びをつづった。さらに「オオタニと握手したばかり…二度と手を洗わない」と感激していたが、その後の試合でも大谷は爆発した。

0-2の初回1死走者なし、拍手と声援が響く中で打席に入ると、外角に入った球を左翼席へ。打球速度は107.3マイル(172.68キロ)、飛距離は403フィート(122.8メートル)の4号ソロで、悠々とダイヤモンドを回った。松井秀喜がマークしていた日本人メジャーリーガー最多本塁打記録の175本に並ぶ、メモリアルな一発だった。

さらに5回には左翼線へポトリと落ちる二塁打。これで日米通算1000安打とすると、7回には松井裕樹投手から右翼線へ二塁打。この日の3安打はいずれも長打という爆発ぶりだった。試合は7-8で敗れたが、この日対面したローマンさん夫妻を満足させる活躍ぶりだった。

THE ANSWER編集部

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