【西武】ホークス戦で山川穂高へのブーイング起こらず 凡退で隅田への拍手と歓声広がる

3回の第2打席は中飛に終わった山川穂高

ベルーナドームから山川穂高内野手(32)へのブーイングが消えた。

13日の西武―ソフトバンク戦(ベルーナ)に山川はソフトバンクの「4番・一塁」でスタメン出場した。

FA移籍後初の古巣本拠地ゲームとなった前日12日の初戦で山川は、試合前のスタメン発表時から地鳴りのようなライオンズファンのブーイングに出迎えられた。

しかし、この日は一転。スタメン発表時から超満員に埋まったレフトスタンドからのブーイングは起こらず。柳田の適時二塁打でソフトバンクが先制した直後の山川の打席でもライオンズファンは静かにこれを迎え入れ、替わりに隅田が初球、カーブで空振りを取った場面、カウント1―1から再び山川をカーブで三ゴロに打ち取った場面で隅田への拍手、大歓声が沸き起こっていた。

これは3回一死一、二塁の第2打席でも変わらず。隅田が山川を1―2と追い込み148キロストレートで中飛に打ち取ると再び隅田への拍手と歓声がドーム内を包んでいた。

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