西武投手陣が13試合目で今季初被弾 水上由伸が山川穂高に満塁弾浴び

6回1死、西武・水上(手前)から満塁本塁打を放つ山川(撮影・伊東昌一郎)

◆西武―ソフトバンク(13日、ベルーナドーム)

西武の水上由伸投手(25)が今季13試合目でチーム初被弾した。3点ビハインドの6回1死満塁、昨季まで西武に在籍していた山川に2ストライクからスライダーを捉えられ、左中間方向へグランドスラムを許した。水上はマウンド上で膝をついてショックを露わにした。

西武は試合前時点でチーム防御率が12球団トップの1・51と投手陣が好調。しかしこの日は先発隅田知一郎が5回途中3失点でKOされ、今季先発陣で初めて責任投球回(5回)を投げられなかった。チームは6回までに今季最多の7失点を喫している。

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