「攻めるプレーを」岩井明愛が大会連覇に王手 2打差2位に尾関彩美悠

単独首位で最終日を迎える岩井明愛(撮影/奥田泰也)

◇国内女子◇KKT杯バンテリンレディスオープン 2日目(13日)◇熊本空港CC(熊本県)◇6518yd(パー72)◇晴れ(観衆3227人)

首位タイで出た前年大会覇者の岩井明愛が4バーディ、1ボギー「69」で回り、通算8アンダーとし、単独首位に抜け出した。自身初の大会連覇、昨年9月「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」以来のツアー通算4勝目をかけて最終日に臨む。

岩井は「アンダーで回れて良かった」と安どの表情でこの日のプレーを振り返り、「(コースとの)相性が良いかは分からないが、イメージ良くいける。あしたはいつもどおり楽しんで岩井明愛らしいプレーができれば。たくさんバーディを取って攻めるプレーを」と意気込んだ。

2打差の2位にツアー2勝目を狙う尾関彩美悠。5アンダー3位にツアー10勝で今季1勝の小祝さくら、ツアー1勝の高橋彩華、地元・熊本でツアー初優勝を目指す竹田麗央、同じく未勝利の脇元華、桑木志帆、小西瑞穂の6人が並んだ。

今季2勝の鈴木愛が4アンダー9位。山下美夢有が3アンダー11位。神谷そら、岩井千怜は2アンダー18位。

熊本出身の元賞金女王の上田桃子は61位、同じく不動裕理は99位で予選落ちした。

<上位成績>
1/-8/岩井明愛
2T/-6/尾関彩美悠
2T/-5/小祝さくら、竹田麗央、高橋彩華、桑木志帆、脇元華、小西瑞穂
9T/-4/鈴木愛、村田理沙

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