県トラック協会の新たな拠点となる「県交通運輸会館」が完成し、運用の開始を祝う式典が開かれました。
13日は、山本知事や小渕優子衆院議員をはじめ、業界関係者などおよそ130人が出席して記念の式典が開かれました。
県トラック協会の武井宏会長は「物流業界を取り巻く経営環境は、世界経済の不安定化や2024年問題への対応など多くの課題が山積しています。この新会館を拠点に関係団体と連携を取りながら活動してまいりたい」とあいさつしました。
県トラック協会では、元の会館が1977年竣工と老朽化が進んだことから3年前から新たな会館の建設に向けた計画を進めてきました。
前橋市野中町に完成した新たな会館は、地上2階建ての鉄筋コンクリート造りで、県トラック協会の事務所のほかバス協会やタクシー協会の事務所も入居しています。
また、将来の物流産業を担う小学生向けの学習室も設けられ、物流の歴史や役割などを学ぶ社会科見学にも対応できるということです。