京都サンガ、鹿島に0-1で今季初の連敗 一進一退の攻防も、5戦白星なし

鹿島-サンガ 後半40分、濃野(左)のヘディングシュートで先制点を決められるサンガイレブン=カシマスタジアム

 J1京都サンガFCは13日、県立カシマサッカースタジアムで第8節の鹿島戦に臨み、0-1で屈した。今季初の連敗で5戦白星なしで、勝ち点は6のまま。

 サンガは、パリ五輪アジア最終予選のためU-23(23歳以下)日本代表の川崎が離脱。山崎と谷内田が今季初スタメンに入り、宮本が3試合ぶりに先発復帰してセンターバックを担った。下部組織出身のルーキー飯田がプロ初めてベンチ入りし、塚川もサンガ加入後初めてサブに入った。

 サンガはセカンドボールを奪って互角に試合を進めた。前半32分には、豊川が抜け出してボレーシュートを放つも相手DFにブロックされた。サイドで数的優位を作られる場面もあったが、全員でカバーしてゴールを割らせず、一進一退の攻防を続けた。

 サンガは後半に入っても集中を維持。18分には、ゴール前に縦パスを通されたが宮本が素早い帰陣でボールを奪取。塚川や安斎を投入して得点を狙った。

 終盤に攻め込まれる場面が続き、同30分はGK具が好セーブを見せ、同34分には宮本のカバリングで防いだが、同40分、自陣からのクリアを拾われ、クロスからヘディングシュートを決められた。

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