元参議院副議長・角田義一氏お別れの会 550人が偲ぶ 群馬・前橋市

参議院副議長などを歴任し今年2月に亡くなった角田義一さんのお別れの会が前橋市内で開かれました。

今年2月に86歳で亡くなった角田義一さんのお別れの会には、山本知事をはじめ県選出の国会議員など親交のあった政財界の関係者など約550人が参列しました。

旧赤城村、現在の渋川市出身の角田さんは、弁護士や県議を経て1989年に参議院の群馬選挙区で旧社会党から出馬し初当選を果たしました。2004年には県選出の国会議員として初めて参議院副議長に就任しました。

2007年に政界を引退しその後は弁護士として市民活動に精力的に取り組みました。

父・富雄さんと自身の2代に渡り角田さんと票を争った山本知事は弔辞で、「政治的なスタンスでは異なる立場にあることもあったが初当選の頃から温かい言葉をかけてもらった。私も先生の政治姿勢を見習いどんな時も信念を貫いていきたい」と述べました。

また、角田さんと同じく弁護士から県議となり「一番弟子」とも言われる前橋市の小川市長も「市長選に臨む時も周りを説得し後押しをしてもらった。角田節はもう心中でしか聞けないがこれまでの言葉を大切にしてがんばりたい」と述べました。

お別れ会では、最後に参列者が焼香を行い、在りし日の角田さんを偲んでいました。

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