【中日】逆転勝利で4年ぶり6連勝 4番・中田翔は5試合連続打点

6回、適時打を放つ中日・中田

ドラゴンズの連勝モードが止まらない! 中日が13日の阪神戦(バンテリン)に5―2で勝ち、引き分けを挟んで6連勝。貯金を「5」とした。

バンテリンドームに大歓声が響き渡ったのは2点ビハインドで迎えた6回だった。先頭の田中が四球、高橋周が右前打で無死一、三塁のチャンスをつかむと4番・中田が中前適時打。「打ったボールはストレートかな。追い込まれていましたが、なんとかヒットで後ろにつなげて良かったです」という中田はこれで6日の巨人戦から5試合連続打点。4番の勝負強いバッティングがチームに勢いをもたらした。

さらに無死満塁から代打・中島の死球で同点とすると「打ったボールは動いていました。良い流れに乗って打つことができました」という宇佐見の左前適時打で逆転。代打・村松も押し出し四球を選びこの回一挙4得点。8回二死二塁の場面でも山本の右前適時打が飛び出し5―2とリードを広げた。

「立ち上がりバタバタしてしまったが、その後なんとか粘れた。野手がたくさん打って助けてくれたから感謝しているよ」という先発・メヒアは6回2失点で2勝目をゲット。投打がガッチリかみ合った中日は2020年10月以来4年ぶりとなる6連勝で首位固めに入った。

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