【14日(日)の天気】晴天続き西~北日本で夏日続出 大分県日田市29℃と真夏日迫る予想

14日(日)の天気・予想最高気温

 14日(日)も九州から北海道にかけて日差しに恵まれ、気温は前日よりさらに高くなる所が多い見通し。最高気温は東京都心や北日本・盛岡でも25℃と夏日が予想され、大分県日田市では29℃と30℃に迫る季節外れの暑さとなりそうだ。

■13日(土)は全国142地点で25℃以上夏日に

13日(土)の最高気温(午後5時時点)

 13日(土)の日本付近は高気圧に覆われて晴れ、各地でこの時季としては気温が上昇。午後5時までの最高気温は、広島県山県郡安芸太田町加計で28.3℃、岡山県高梁市は28.2℃など全国142地点で25℃以上の夏日となった。
 また、札幌は22.3℃まで上がって今年これまでで1番気温が高くなるなど、全国296地点で今シーズン最も気温が高くなっている。

■14日(日)も晴天続きさらに気温上昇

14日(日)の天気分布(朝・昼過ぎ)

 14日(日)も九州から北海道にかけて、朝から日差しに恵まれる所が多い見込み。東海~甲信、北海道の山沿いでは午後に急な雷雨の可能性はあるものの、そのほかではお花見日和が続きそう。

14日(日)の予想気温

 朝の冷え込みは弱く、昼間は13日(土)よりさらに気温は高くなる見通し。14日(日)の最高気温は大分県日田市で29℃と30℃に迫る季節先取りの暑さが予想されている。東京都心や北日本の盛岡でも25℃と夏日になり、盛岡では今年初めての夏日になりそうだ。

熱中症予防のポイント

 まだ体が暑さに慣れていない時季に気温が急激に高くなるため、こまめに水分補給を行い、昼間は風通しのよい服装で過ごすなど季節外れの熱中症に気を付けたい。また、多雪地では雪解けが進むため、なだれや落雪などに注意が必要だ。

■週明けは雨のち黄砂

週間天気予報

 週明け15日(月)は西から低気圧や前線が近づくため、西日本は天気が下り坂になりそう。東日本や北日本では晴れて気温の高い状態が続く予想だが、東日本や北日本も16日(火)から17日(水)にかけては雨具の出番がある見通し。

上:黄砂の予想(16日(火)午後3時)/下:黄砂の注意点

 また、雨のあと16日(火)から17日(水)ごろにかけて西日本や東日本を中心に黄砂が飛来する可能性がある。場所によっては視程が10キロメートルや5キロメートル未満となるおそれがある、見通しの悪化による交通障害に気を付けた方がいいだろう。また、外出時にはマスクを着用し、体調に応じて不要不急の外出は控えた方がいいかもしれない。

(気象予報士・鈴木悠)

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