原発処理水 海洋放出方針決定から3年 シンポジウムで漁業者ら訴え

福島第一原発の処理水について、政府が海に放出する方針を決めてから3年となった13日、漁業者などの声を聞くシンポジウムが開かれました。

3年前の4月13日、政府は関係閣僚会議を開き、当時の菅総理が処理水を海に放出する方針を決定しました。

その後、処理水は去年8月に、初めて海に放出され、これまでに3万トンあまりが、放出されています。こうした中13日、放出について考えるシンポジウムがオンラインで行われました。

処理水の放出について、新地町の漁業者・小野春雄さんは「我々が誰一人賛成していない。いまでも私は納得していません。漁業者だけではなく、みんなで考える問題だ」と訴えました。

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