J2徳島は敵地で長崎に6失点惨敗 「松本、大宮と同じルート」とJ3行き心配の声

巻き返しが期待されるJ2徳島の選手たち

明治安田J2リーグ第10節(13日)、最下位・徳島は、アウェーの長崎戦に1―6で完敗。FWエジガルジュニオにハットトリックを許すなど、甲府との今季開幕戦、YBCルヴァン・カップ1次ラウンド1回戦J3長野戦の5失点を超える今季最多失点。0―6の後半アディショナルタイムに、FW渡大生が1点を返すのがやっとだった。

今季は落ち着かない状況が続く。開幕3連敗スタートを切るなど出だしでつまずき、先月31日に吉田達磨監督を解任。岡田明彦強化本部長は辞任し、DF島川俊郎が突如として引退を発表、さらにMF西谷和希が双方の合意のもと契約解除となっていた。それが現在の結果に反映されているようだが、増田功作暫定監督は「ファイティングポーズ取っていくしかない」と前を向く。

この日も、巻き返しを信じるアウェーの地に訪れたサポーターから熱い声援が注がれた。しかし、一部はあきらめムードを漂わせる。ネット上には「このままだとJ3に行ってしまう。(J1経験クラブで現在J3の)松本、大宮と同じルート」「もう監督どうのこうのではない」との指摘も。心配の払しょくへ、とにかく地道に勝ち点を積み重ねていくしかない。

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