【西武】松井監督 山川穂高の満塁弾2発に「まあ、一緒にやっていた選手ですからね」

ピッチャー交代を告げる松井監督

12球団で唯一被弾のなかった西武が2ー11で敗れた13日のソフトバンク戦(ベルーナ)で前主砲・山川穂高内野手(32)に満塁弾2発を被弾した。

この試合、1本目の被弾は0―3で迎えた6回一死満塁、山川の第4打席だった。2番手・水上の浮いたスライダ―を左中間スタンドへ運ばれ、西武投手陣にとっては今季13試合目で初被弾。

さらに8回無死満塁の第5打席でも4番手・豆田が山川に3号満塁弾を献上し警戒していた相手主砲・山川に2本の満塁弾を被弾した。

松井稼頭央監督(48)は「まあ、(去年まで)一緒にやっていた選手ですからね。ランナーをためるとああいう大量失点になる」と3度の満塁機で山川に回してしまった状況を悔やんだ。

西武はこれで4連敗となり借金1。なかなか打線が援護できない展開に指揮官は「投手陣に負担がかかっているので、何とか明日(14日)一つ勝ってね。連敗もあれば連勝もあるんで」と言葉をつないでいた。

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