タイガー・ウッズが新記録達成で称賛の嵐「人間ではない」「GOATの中のGOATだ」

偉業達成のタイガー・ウッズ(ロイター)

米男子ゴルフツアー今季メジャー初戦「マスターズ」2日目(12日=日本時間13日、ジョージア州オーガスタのオーガスタ・ナショナルGC=パー72)、出場24大会連続予選突破の新記録を打ち立てたタイガー・ウッズ(48=米国)が大絶賛されている。

ウッズはこの日、第1ラウンド(R)の残りをプレー。1オーバーの35位から第2Rをスタートし、4バーディー、4ボギーの72で回り、通算1オーバーの22位で決勝ラウンド進出を決めた。2021年の自動車事故で右脚に重傷を追い、昨年には右足首を手術したこともあり、過酷な23ホールとなったが、決勝ラウンドに進出に「勝つチャンスがあるということ」と意気込んだ。

そんなプレーぶりにファンも熱狂。米メディア「ブリーチャー・リポート」は「ウッズはマスターズ記録達成し、ファンから『GOAT(史上最高の意)』と称賛される」と題した記事で、SNS上に上がったファンの声をピックアップ。

「スポーツ界のGOAT中のGOATだ」「本当に並外れた人間だ」「この混戦に加わるのは、まさにクレイジー。あの風、あのコース、ゴルフの調子もいまいち、手術した足首…彼はほとんど人間ではないのを改めて証明した」などが紹介された。

決勝ラウンドは、通算6アンダーで首位のブライソン・デシャンボー(米国)らを追う。2019年以来となる通算6勝目を達成すれば、ジャック・ニクラスに並ぶ最多タイ、米ツアー通算83勝目となり、サム・スニードを抜いて単独トップとなる。勝てば、メジャー通算16勝目で、トップのニクラス(18勝)へあと2勝へと迫る。

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