レバノンからロケット弾40発 イスラエル国境、交戦激化

パレスチナ自治区ガザ中部ヌセイラト難民キャンプへのイスラエル軍による攻撃で病院に運ばれる子どもの負傷者=12日(ゲッティ=共同)

 【エルサレム共同】イスラエル軍は12日、レバノンからイスラエルにロケット弾約40発が撃ち込まれたと発表した。一部は迎撃したが、残りは空き地に着弾し、死傷者はいないとしている。レバノンの親イラン民兵組織ヒズボラは声明で、軍によるレバノン南部への攻撃に対する報復だと表明した。軍は13日、ヒズボラの軍事施設を空爆したことを明らかにした。

 昨年10月からパレスチナ自治区ガザでイスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘が続く中、レバノン・イスラエル国境の交戦も激化している。

 軍のレバノン南部への攻撃は12日にあり、複数のヒズボラの拠点を空爆した。

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