伊原六花「甘いものは毎日食べています!」お気に入りのスイーツを詰めて仕事現場へ…お菓子は“ご褒美”

伊原六花さんが、『ザ・ノンフィクション「上京物語2024~シェフと父さんのケーキ~ 後編」』4月14日14時~/フジテレビ※関東ローカル)の“語り”を担当。ナレーション収録後の伊原さんへのインタビューとともに、ナレーションの一部を先行公開します。

【写真】『ザ・ノンフィクション』で“語り”を担当する伊原六花

<【前編】伊原六花「準備が不十分ですごく怒られたことも」“パティシエの師弟物語”で学生時代を回顧>

また、3月24日・31日に放送された「ボクらの丁稚物語2024」の前後編が4月14日まで、4月7日・14日放送の「上京物語2024~シェフと父さんのケーキ~」前後編が放送直後から4月28日まで、TVerFODで無料配信中です。

父の洋菓子店を継ぐか、東京で生きるか…人生最大の決断を迫られた2人の若者

生まれ育った故郷か、それとも東京か…。菓子職人の世界に飛び込んだ若者が人生の岐路に立っていました。

東京・千歳烏山にあるフランス菓子店「ラ・ヴィエイユ・フランス」。本場フランスで11年修業を積んだオーナーシェフに憧れ、多くの若者が門をたたています。行列の絶えない人気店では、シェフの下での厳しい修業が待ち受けていました。

2023年春、山形から上京してきた新人の金野来(こんの・らい)さん(20)は、シェフの下で働き初めて半年。父親が営む実家の洋菓子店で2年の経験を積み、基本的な仕事はできると思っていましたが、レベルの違いを痛感。今は、失敗してはシェフに怒られてばかりです。

洋菓子店にとっては1年で最も忙しい12月、クリスマスを前に「少しでも、店の戦力になりたい…」と自主練習に励んでいました。

そんな新人を指導するのは、キャリア8年目の草野さん(30)。店には欠かせないシェフの右腕的な存在ですが、30歳を迎え、長崎に戻り、実家の洋菓子店を継ぐことを意識し始めていました。

ところが、4年間の交際の末、結婚を申し込んだ女性に「長崎には行けない」と告げられてしまい…。故郷へ帰り、父の店を継ぐのか?それとも東京で生きていくのか?東京を訪れた父親に草野さんが告げた決断とは。

洋菓子店を営む家に生まれ、有名シェフの下で修業を重ねる2人の若者と息子の幸せを願う故郷の父親。それぞれの揺れる心を見つめました。

<伊原六花 インタビュー> <伊原六花 インタビュー>

――伊原さんは大阪府出身で、高校卒業後に東京へ。“上京”について共感する場面はありましたか?

金野さんが、自炊で冷凍ブロッコリーを使っていたところです(笑)。私は、自炊は好きなほうですが、上京して間もない頃はお仕事から帰ってきて「掃除をしなきゃ、洗濯も、料理も…」と、料理に100%の力を注ぐことがなかなかできなくて、冷凍野菜を活用して栄養を摂っていた時期もありました。

――上京当初から毎日、自炊をしていたのですか?

いえ、できないときもありましたね。お仕事の時間が不規則なことも多いので、何も食べなかったり、ご飯の代わりにお菓子を食べたりというときも(苦笑)。自分がそうだったので、金野さんはきちんと自炊をしていてすごいなと思いました。

あと共感したところと言えば、帰省したときに家族に見せるちょっと誇らしげな姿、そして一人暮らしをして家族のありがたみを知る、という場面。私も当時、本当に実感したので共感しました。

――映像には、おいしそうなケーキがたくさん登場しましたが、伊原さんは普段、ケーキを食べますか?

すごく食べます!私、本当に甘いものが大好きで(笑)。普段から、自分が好きなお菓子屋さんのチョコレートや焼き菓子をストックしているほど。そのなかから、その日に食べる分を小さな巾着袋に詰めて現場へ持っていく、という生活をしているので、甘いものは毎日食べています。

やっぱりケーキやお菓子って、大人になってもご褒美感があったり、ちょっとキュンとしたりしますよね。見た目も華やかなので、そういう意味で今回の放送は、美しいケーキに癒やされるシーンもあると思います。収録を終えて、「ラ・ヴィエイユ・フランス」へ甘いものを買いに行きたくなりました。

――『ザ・ノンフィクション』には、どんな印象を持っていますか?

誰かが頑張っている姿や、壁にぶつかっている姿を通じて、「明日ももうひと踏ん張りしてみようかな」と思わせてくれる番組だと思います。いろいろな人の人生、悩み、悩みから見つけた答え、そういうものを、映像を通して知ることができるのは、『ザ・ノンフィクション』ならではだと思います。

――これまでの『ザ・ノンフィクション』で、好きな回はありますか

吉田羊さんが語りを担当されていた、「私、生きてもいいですか ~心臓移植を待つ夫婦の1000日~」(2022年11月15日・22日放送)です。

<吉田羊『ザ・ノンフィクション』で語り担当 心臓移植を待つ家族の物語に「泣くのは違うなと思わされた」>

私は役作りをするときに、役柄の背景や周辺知識を調べるほかに、こういったドキュメンタリー映像を見てヒントをいただくこともあります。この放送回の時は、患者さんを支える家族の気持ちに触れ、役者としても私自身としてもグッと心に迫るものがあり、印象に残っています。

<伊原六花 “語り”の一部を先行公開>

<予告動画>

YouTube「FUJITV GLOBAL CHANNEL」で、『ザ・ノンフィクション』の予告動画を配信中!4月14日(日)14時~「上京物語2024~シェフと父さんのケーキ~ 後編」予告

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