快進撃の町田は昨季王者・神戸に敗れて首位陥落 黒田監督「決定力の差」

試合後に会見に出席した町田ゼルビア・黒田剛監督

明治安田J1リーグ第8節(13日)、今季初昇格の町田が、神戸戦(国立)に1―2で敗れ、今季2敗目。首位から陥落した。

この日は、U―23アジアカップ(15日~5月3日、カタール)に参戦するFW平河悠とFW藤尾翔太が不在で、GK谷晃生は出場停止。主力を欠く状況で昨季J1王者を国立に迎えた中、前半45分にMF山内翔に先制点を許すと、後半44分にはFW武藤嘉紀に追加点を決められ、後半アディショナルタイムにDFイブラヒム・ドレシェビッチが1点を返すも、追い付けなかった。

黒田剛監督は「前半の入りは悪くなかったが、チャンスがあった中で決定力の差が1―2という結果になった。チャンスはそう多くつくられたわけではない。しっかり決められたところの差だと思う」と敗振り返った。藤尾らが不在だったことには「メンバーがいない中でも、選手たちは奮起してやってくれた」と、たたえたが、主力を欠く状況で踏ん張れるか。

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