田村淳、「大阪万博」の問題について「終わるまで目つぶっておくか」と思ってしまう理由語る

13日放送の『田村淳のNewsCLUB』(文化放送)で、お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、開催まで後1年となった「大阪・関西万博」の問題に関して、様々な話が表に出てこないことを不安視した。

番組では「今週の気になるニュース」のコーナーで工事の遅れや、様々なトラブルが報じられている「大阪・関西万博」の話となった。

その際、コーナーゲストで作家の石戸諭氏が批判はニュースで度々出ているものの、総額350億円とも言われる木材で作る「万博リング」などに関して、どういうコンセプトで建てるのか、なぜ必要なのかといった説明や議論が表に出てこないと指摘した。

先日、都内の五反田で行われたトークイベントで万博賛成派と反対派の建築士の間で交わされた議論は、かなり具体的な話となっていたそうで、石戸氏は「こっち(議論が表に出てこない)の方により深刻な問題があると感じてしまいました」と語った。

すると淳も「だから、トイレの方の問題にしても、2億円するトイレを作るっていうけど『これ未来のトイレってこうなるんだ』っていう、すごい面白いトイレだったら俺は2億円かかってでもそのトイレを見てみたい」と話し「ただ、『デザイン性を重視して、そうなりました』だとデザインでそこまで(お金)かけるかねって俺はそう思う」と明かした。

淳の心境としてはそれほど万博を批判したい訳でもないようで「なんか万博に異を唱えるとねえ…。こっちも嫌な気持ちになるし、なんかもう『だったらいいか。終わるまで目つぶっておくか』ってテンションになっているんですけど」と話した。

さらに淳は「異議唱えたらまた『万博になにも協力しないで』って言われる」と無駄に批判が来るとし、「1年で立て直せるのかな~。でも注目していかないとね」とほどほどに見守る姿勢を見せたのだった。

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