ソフトバンクドラ4村田賢一、プロ初登板は2失点 強気に挑んだ〝ほろ苦デビュー〟は「大学初登板みたいなイメージでした」

9回2死三塁、村田は西武・アギラー(奥)に2ランを浴びる(撮影・伊東昌一郎)

◆西武2―11ソフトバンク(13日、ベルーナドーム)

ソフトバンクのドラフト4位新人、村田賢一投手(22)=明大=がプロ初登板を果たした。11点リードの9回に登板し、1回2失点の〝ほろ苦〟デビューとなった。

先頭のコルデロを遊ゴロとするも、源田に中越え二塁打を打たれる。その後、二死二塁からアギラーに甘く入った145キロ直球を左中間スタンドへ運ばれた。村田は「投げたいところには投げられたので。でも反省するところは反省したいと思います」と振り返った。

開幕1軍スタートもここまで登板なし。間隔が空いた中での初登板となった。「緊張しました、もちろん。でもプレーに影響するとかはなかったので。そこは制御できたかなと」。強気な姿勢を示しつつ、プロ初マウンドの緊張感については「大学初登板みたいなイメージでした」と言い切った。

千葉県出身でベルーナドームでの登板経験こそないが、埼玉は春日部共栄高時代に過ごした場所。縁ある土地でプロの第一歩を踏み出した。

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