【阪神】逆転で4連敗…大竹耕太郎〝魔の6回〟4失点「早い回で交代してしまい申し訳ない」

6回、ピンチを背負ったまま降板した阪神・大竹耕太郎

阪神は、13日の中日戦(バンテリン)に2―5で敗れ、引き分けを挟んで3連敗となった。

5回までテンポよく無失点投球を続けた大竹耕太郎投手(28)が、2点リードで迎えた6回に突如崩壊。先頭・田中に四球、3番・高橋周にも右前打を許し、無死一、三塁のピンチを背負うと、4番・中田に139キロの直球を中前へ運ばれ、1点差とされた。さらに、5番・細川にも左前打を食らい、無死満塁となったところで無念の降板となった。

さらに2番手でマウンドに上がった岡留も悪い流れを止めることができなかった。無死満塁から代打・中島に押し出しの死球を与えると、7番・宇佐見にも左前適時打を浴びるなど3点を献上し、勝ち越しを許した。

大竹は試合後「よくない点の取られ方をしてしまった。長いイニングを投げていきたかったのですが、早い回で交代してしまい申し訳ない」と悔しさをにじませつつ「来週も同じ相手(中日)なのでやり返します」と次戦へ向け意気込んだ。

初回には二死一、二塁から5番・佐藤輝の2点適時二塁打で幸先よく先制しただけに、痛すぎる逆転負けとなった。

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