山川穂高、古巣・西武相手に2打席連続満塁弾 プロ野球史上2人目の快挙に敵地も騒然

西武戦で2本目の満塁本塁打を放ったソフトバンク・山川穂高【写真:小池義弘】

6回に水上、8回に豆田からグランドスラムを放った

■西武 ー ソフトバンク(13日・ベルーナドーム)

ソフトバンクの山川穂高内野手が古巣・西武を相手に2打席連続のグランドスラムを放った。2打席連続満塁弾は2006年4月30日の二岡智宏以来、プロ野球史上2人目の快挙となった。

8回、先頭の周東がこの日4安打目となる左前安打で出塁。代打の中村晃が中前安打で続き、柳田が四球を選んで満塁に。3打席連続で満塁のチャンスで打席に入った山川は1ストライクからの2球目、豆田が投じた真っ直ぐを完璧に捉えて、西武ファンが陣取る左翼スタンドへと放り込んだ。2打席連続の満塁弾に敵地は騒然となった。

山川は6回にも満塁のチャンスで打席に入り、水上の投じた高めのスライダーを捉え、左中間スタンドへのグランドスラムを放った。ダイヤモンドを一周し「どすこい」ポーズを決めると、西武ファンの大ブーイングを浴びた。2本目の満塁弾のあとは古巣のファンも沈黙。ブーイングは起きなかった。(Full-Count編集部)

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