「煮詰め切れていない」なかでのPP獲得。坪井翔「予選よりも決勝に自信」【第1戦GT500予選会見】

 岡山国際サーキットで開催されている2024スーパーGT第1戦『OKAYAMA GT 300kmRACE』。同地にて4月13日、土曜日の午後に行われたGT500クラス公式予選を終え、ポールポジションを獲得したTGR TEAM au TOM’Sの山下健太と坪井翔が予選を振り返り、明日の決勝レースへの展望を語った。

■山下健太 Q1担当/ベストタイム:1分17秒813

「ポールポジションが獲れたということで、今年の出だしとして最高のスタートです。ただ嬉しい反面、自分のQ1は5番手という微妙な結果だったので、そこからどんでん返しの(ポール獲得を実現させた)坪井選手のアタックが本当にすごくて、坪井選手とチームに感謝です」

「今後は『足を引っ張らないようにしないと』という気持ちが強いです。予選では、こういう結果にはなりましたけど、決勝では自分が順位を落としたりだとか、そういうことがないようにしっかり開幕戦で優勝したいと思ってます」

ポールポジションを獲得した山下健太(au TOM’S GR Supra) 2024スーパーGT第1戦岡山

■坪井翔 Q2担当/ベストタイム:1分17秒748

「朝から調子は割と良くて、とくに僕が走った時のコンディションが良かったので、予選もその景色感で走れました。1コーナーではだいぶ失敗した(リヤが流れてしまった)ので、(タイムの)伸び代があるかなというところで帰ってきて、ポールだって聞いた時には、本当にびっくりするくらいの大失敗をしていたので、ひとまず(ポールポジションが)獲れて良かったなと思いました」

「ちょっとクルマのバランス的にも煮詰めきれてない場所もあって、乗りづらいなかでのQ1、Q2。まだまだ伸び代を感じてるうえでは、すごくいい流れでした」

「予選よりも決勝に自信を持っている部分があるので、展開次第ではありますがセーフティーカー(SC)やフルコースイエロー(FCY)の混乱に巻き込まれないようにしたいです。ここまで来たら開幕戦優勝で良い流れで迎えたいです」

2024スーパーGT第1戦岡山 au TOM’S GR Supra(坪井翔/山下健太)

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