【アーリントンC】モレイラ「G1レベルでも楽しみ」ディスペランツァが重賞初制覇

4月13日、阪神競馬場で行われたG3・アーリントンカップ(芝1600m)は1番人気にに支持されたディスペランツァが鮮やかな差し切りを決めて重賞初制覇を飾った。このレースの1着〜3着馬にはNHKマイルカップ(5月5日・東京・G1・芝1600m)への優先出走権が与えられる。

アーリントンC、勝利ジョッキーコメント
1着 ディスペランツァ
J.モレイラ騎手
「本当に良い馬です。直線入る手前からちょっと内のラチ添いになってしまったんですけども、直線入ってからスペースがちょっと心配でした。ギリギリになったんですけれども残り300・250m前後のところからスペースができて、そこから馬の反応、瞬発力、素晴らしい脚を見せてくれましたので、非常に良い勝ち方でした。今日勝ってNHKマイルに参加出来るということは非常に嬉しいです。ラチ沿いであんまりスペースがない競馬の中で結果を出すことが出来たので、もっとスムーズな流れ、もっとスペースがあればもっと強かったかもしれないです。そういう意味でG1レベルでも非常に楽しみにしていますので、今日勝つことが出来てほんとに良かったです」

レース結果、詳細は下記のとおり。

4月13日、阪神競馬場で行われた11R・アーリントンカップ(G3・3歳オープン・芝1600m)は、J.モレイラ騎乗の1番人気、ディスペランツァ(牡3・栗東・吉岡辰弥)が勝利した。1/2馬身差の2着に15番人気のアレンジャー(牡3・栗東・昆貢)、3着に4番人気のチャンネルトンネル(牡3・栗東・福永祐一)が入った。勝ちタイムは1:34.1(良)。

2番人気で岩田望来騎乗、ジュンヴァンケット(牡3・栗東・友道康夫)は8着、3番人気で川田将雅騎乗、シヴァース(牡3・栗東・友道康夫)は9着敗退。

坂を登って一閃

J.モレイラ騎乗、ディスペランツァが嬉しい重賞初制覇を飾った。道中は中団で虎視眈々と追走し、直線では外へ持ち出してから切れ味鋭い差し脚を伸ばした。坂を登ってからの伸びはひと際目立ち、鮮やかなに突き抜けた。

ディスペランツァ 6戦3勝
(牡3・栗東・吉岡辰弥)
父:ルーラーシップ
母:ルパン2
母父:Medaglia d’Oro
馬主:ターフ・スポート
生産者:谷川牧場

【全着順】
1着 ディスペランツァ J.モレイラ
2着 アレンジャー 横山典弘
3着 チャンネルトンネル 坂井瑠星
4着 ワールズエンド B.ムルザバエフ
5着 ポッドテオ 北村宏司
6着 オフトレイル 武豊
7着 タイキヴァンクール 幸英明
8着 ジュンヴァンケット 岩田望来
9着 シヴァース 川田将雅
10着 タガノデュード 古川吉洋
11着 ケイケイ 岩田康誠
12着 セレスト 川端海翼
13着 アスクワンタイム 松若風馬
14着 グローリーアテイン 松山弘平
15着 シンドリームシン 浜中俊
16着 トップオブザロック M.デムーロ

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