【桐生ボート・東京スポーツ杯】入海馨 低勝率機でも前検で手応え「意外に進んでました」

入海馨

ボートレース桐生の「第27回東京スポーツ杯」が、14日に開幕する。

入海馨(28=岡山)が引き当てたのは30号機。2連率こそ24%と奮わないが、前検では「意外に進んでいました。数字は悪くても回転が上がっていたし、Sも届いていて操縦性も悪くなかったです」と体感は上々。「桐生の水面は嫌いじゃないです。外枠でもチャンスがある場だと思います」と当地相性にも自信をのぞかせる。

前節では地元児島のGⅠ周年記念に参戦。1着なしと苦しい結果に終わったが「僕の目標とする選手は、同支部の茅原(悠紀)さん。前節も一節間通じて茅原さんをたくさん見て勉強しました」と、憧れの先輩から刺激を受けたようで表情は明るい。「茅原さんが6号艇でグランプリを制覇されたレースもよく映像を見ます」と笑顔で語る。

初日DR戦ではその6号艇で登場する。憧れの先輩が大舞台を制した緑のカポックで見せ場をつくる。

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