小田凱人「完璧な形。パリへの弾み」飯塚国際車いすテニス大会男子ダブルス2連覇

飯塚国際車いすテニス大会の男子ダブルス決勝で連覇を達成した瞬間、抱き合って喜ぶ小田凱人(右)と三木拓也=13日、福岡県飯塚市

天皇杯・皇后杯第40回飯塚国際車いすテニス大会(西日本新聞社など共催)は第5日の13日、福岡県飯塚市で男女とクアード(四肢まひ)の各試合が行われ、男子ダブルス決勝は小田凱人(ときと)、三木拓也組がアルフィー・ヒューエット(英国)、ゴードン・リード(同)組を2―1で破り、連覇を飾った。

三木、小田組は小田のアグレッシブなサーブと三木の正確なショットがかみ合って第1セットを奪取。第2セットを落としたものの、タイブレークは勢いを取り戻して突き放した。三木は「母国で強い相手に勝てて最高」と笑顔。小田は「完璧な形で終われて、パリ(パラリンピック)への弾みになる」と先を見据えた。

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