上地結衣組が圧勝で連覇「しっかり会話できる」飯塚国際車いすテニス大会女子ダブルス

上地結衣

天皇杯・皇后杯第40回飯塚国際車いすテニス大会(西日本新聞社など共催)は第5日の13日、福岡県飯塚市で男女とクアード(四肢まひ)の各試合が行われ、女子ダブルスは上地結衣、ホタッツオ・モンジャネ(南アフリカ)組が決勝で高室冴綺、アニーク・ファンクート(オランダ)組を2―0で破り、2大会連続の優勝を果たした。

上地、モンジャネ組は相手にわずか1ゲームしか与えず圧勝した。上地の緩急自在なショットがさえ、モンジャネも相手のミスを誘いながらチャンスを確実に決めた。「良いコンビネーションができている」とモンジャネ。上地は「劣勢でもしっかり会話しながらプレーできる。ペアの感覚が良くなってうれしい」と連覇の喜びをかみしめた。

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