オリ頓宮が1号を含む2安打3打点、ハムは9安打も1得点
パ・リーグは13日に3試合が行われ、オリックス、ソフトバンクが勝ち、楽天とロッテは引き分けた。
オリックスは日本ハム戦（京セラドーム）に5-1で勝った。2回2死二、三塁で頓宮裕真捕手に22打席ぶりの安打となる適時打が生まれ先制。7回2死一塁では頓宮が1号2ラン放った。さらに中川圭太内野手の2点二塁打でスコアは5-0に。先発の宮城大弥投手は8回を6安打2四球7奪三振無失点と勝ち投手の権利を得て降板した。
9回に登板した吉田輝星投手が1点を失い、なおも2死一、二塁で降板。後を受けた平野佳寿投手が後続を打ち取った。勝ったオリックスは頓宮が2安打3打点。宮城が今季初勝利を飾った。
日本ハムの先発・加藤貴之投手は5回1/3を5安打1四球3奪三振1失点。打線は郡司裕也捕手、五十幡亮汰外野手、万波中正外野手が2安打と計9安打を放つも、1得点に終わった。
鷹モイネロは8回無失点で今季初勝利、西武アギラーに初本塁打
ソフトバンクは西武戦（ベルーナドーム）に11-2で勝った。初回に柳田悠外野手の適時打で先制。5回には1死満塁から近藤健介外野手の適時打で2点を加えた。さらに6回、8回に山川穂高内野手に2打席連続となる満塁弾が生まれた。
先発のリバン・モイネロ投手は、8回を99球3安打1四球7奪三振無失点と圧倒的な内容。9回はドラフト4位ルーキー・村田賢一投手がプロ初登板のマウンドへ。2ランを浴びたが、後続を打ち取った。
ソフトバンクは1番・周東佑京選手が5安打2盗塁の活躍を見せるなど、13安打11得点の大勝。4連敗の西武は、隅田知一郎投手が5回を投げきれず7安打4四球3失点。リリーフの水上由伸投手、豆田泰志投手も被弾し、今季初の2桁失点を喫した。ヘスス・アギラー内野手に来日初本塁打が生まれた。
楽天ドラ5右腕は4回1失点、ロッテのポランコが3安打＆ソトが2安打
楽天はロッテ戦（楽天モバイル）に2-2で引き分けた。ドラフト5位ルーキー、松田啄磨投手は、初回にネフタリ・ソト内野手の犠飛で先制を許す。それでも4回を投げ3安打1四球2奪三振1失点にまとめた。荘司康誠投手の代役として緊急登板となったが、その役割を果たした。
5回2死二塁で小郷裕哉外野手の適時打で同点に。8回表は、4番手・宋家豪投手が2死から3連打で勝ち越しを許すも、直後に1死満塁から鈴木大地内野手が適時打を放ち、追いついた。
10回以降は、鈴木翔天投手、渡辺翔太投手、伊藤茉央投手がそれぞれ1イニングを無失点に抑え、打線に望みをつないだが、12回2死一、三塁の好機を生かせなかった。鈴木大が3安打1打点、島内宏明外野手は3安打の活躍を見せた。
ロッテは種市篤暉投手が7回115球を投げ、6安打3四球6奪三振1失点の好投。打線ではグレゴリー・ポランコ外野手が3安打1打点、ソトが2安打1打点を記録した。（「パ・リーグ インサイト」編集部）
（記事提供：パ・リーグ インサイト）
