浴室から「母さんどうしよう(涙)」【反抗期の息子】のSOSが!→ 「どうしたの!?」慌てて行くと──!?

子どもの反抗期が激しいと、親のほうも気が滅入ってしまいますよね。「あんなに可愛かったのに……」と子どもが幼かったころを懐かしく思う人もいるのではないでしょうか? 今回は反抗期真っ只中の息子とのエピソードを、友人が聞かせてくれました。

反抗期を迎えた息子

私には高校生の息子がいます。
もともと親子の仲はよく、男の子にしてはコミュニケーションも円滑に取れていたのですが、中学生になった頃からどんどん無口になっていき、高校生の今ではろくに返事もしません。

珍しく口を開いたかと思えば、「口出しすんじゃねぇ」「クソババア」とひどい言葉ばかり。

もちろん今でも息子には愛情を持っていますが、子どもの頃を思い返すと、どうしても「あんなに可愛かったのに……」と溜息が出てしまいます。

浴室から悲鳴が!

そんなある日のこと。
息子が入浴している時に、浴室から甲高い悲鳴が聞こえてきました。

私が慌てて「どうしたの? 大丈夫?!」と声をかけると、バスタオルを腰に巻いただけの姿で息子が出てきました。
そして私の姿を見るやいなや、「母さん……どうしよう?!」と半泣きで助けを求めてきたのです。

見ると、黒かったはずの息子の髪の毛が真っ白になってしまっていました!

息子の姿を見て……

「なっ、なにその髪?!」私は息子の姿を見て唖然。

聞けば、ちょっとだけブリーチするつもりだったのに時間を勘違いして完全に脱色してしまい、こんな色になってしまったのだそうです。

息子は「ちょっと茶色くしたかっただけなのに、これじゃ先輩や先生に怒られる……どうしよう(涙)」普段とは打って変わって情けない態度。

まだまだ可愛いところも

すぐに私は美容師をやっているママ友に連絡して事情を話し、彼女の働く美容室でなんとか息子の髪を黒髪に戻してもらいました。

一時はどうなることかと思いましたが、その日のうちに無事に黒髪に戻ることができた息子が意外にも素直に「……ありがとう」と伝えてきて、まだまだ可愛いところもあるなぁと思えた出来事になりました。

まとめ

身体は大きくなっても、中身は案外子どものままの部分って多いのかもしれませんね♡

何か困ったことが起きた時には、こんなふうに子どもから相談してもらえたり頼ってもらえる親になりたいものです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの

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