旗手と古橋が共にゴール! 後半躍動セルティックが快勝で首位キープ【スコティッシュ・プレミアシップ】

[写真:Getty Images]

セルティックは13日、セルティック・パークで行われたスコティッシュ・プレミアシップ第33節でセント・ミレンと対戦し、3-0で勝利した。

前節、レンジャーズとのオールドファームを3-3のドローで終えたセルティックは勝ち切れなかったものの、暫定首位をキープ。2戦ぶりの白星を目指した5位チーム相手のホームゲームではFW古橋享梧、MF岩田智輝、MF旗手怜央がスタメンも、負傷のFW前田大然はDF小林友希と共にベンチ外となった。

立ち上がりからボールを保持するものの、相手のコンパクトな守備を前に攻め切れない状況が続くセルティック。古橋ら前線の選手も効果的にボールに関与できず。

前半半ばを過ぎると、左CKの流れからペナルティアーク付近の旗手にシュートチャンスが訪れるが、抑えの利いたシュートはゴール前のDFにはじき出される。このファーストシュートをきっかけにギアを上げたいところだったが、アタッキングサードでの苦戦を改善できぬままゴールレスで前半を終えた。

迎えた後半、ヤン・ヒョンジュンの右クロスに飛び込んだ古橋に際どい場面が訪れるなど悪くない入りを見せたホームチームは、早い時間帯にゴールをこじ開ける。

52分、右サイドでの崩しからボックス中央でボールを受けた旗手がDFに寄せられながらも素早いひざ下の振り抜きから右足アウトで押し出す形の技ありシュートをゴール左上隅に突き刺し、6カ月ぶりとなる今季3点目を挙げた。

旗手のゴールによって完全に流れを掴んだホームチームは攻勢を強めると、エースが決定的な仕事を果たす。60分、右サイドでフリーのジョンストンが正確なクロスを上げると、タイミング良くゴール前に走り込んだ古橋がドンピシャのヘディングシュートを突き刺した。

古橋の3試合ぶりとなるリーグ11ゴール目で相手を突き放したセルティックは、以降もボックス内に侵入した旗手に自身2点目のチャンスが訪れるなどきっちりゲームをコントロールする。

70分過ぎには旗手と古橋のゴールスコアラーに加え、アンカーでゲームをオーガナイズしていた岩田がお役御免に。フレッシュな選手の投入で逃げ切り態勢に入った。

その後、チームは86分のイダーのゴールでダメ押しに成功し、このままクリーンシートで試合をクローズ。この結果、旗手と古橋の活躍によって2試合ぶりの白星を挙げたセルティックが首位キープに成功した。

セルティック 3-0 セント・ミレン
【セルティック】
旗手怜央(後7)
古橋享梧(後15)
イダー(後41)

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