25年ぶり復活、SLが旧型客車をけん引 JR東が協力、秩父鉄道が4日間の限定運行 記念乗車券の販売も

SLパレオエクスプレスけん引で旧型客車の特別運行を開始した=13日午前、熊谷市内

 秩父鉄道(本社・熊谷市)は13日から、JR東日本高崎支社の協力の下、JR東日本ぐんま車両センター所有の旧型客車を借用し、SLパレオエクスプレスけん引で旧型客車の特別運行を開始した。

 特別運行は13、14、20、21日の4日間限定。SLの運行開始当時から11年間(1988~99年)は旧型客車で運行しており、秩父鉄道線内を旧型客車が運行するのは25年ぶりという。

 同日からは「復活!SLパレオエクスプレス旧型客車運行記念乗車券」の販売も開始した。同記念乗車券はしおりタイプ乗車券3枚セットで特製封筒入り。販売価格は税込み千円で、熊谷、長瀞、秩父、御花畑、三峰口の各駅窓口で販売する。1人1回につき3セットまで購入できる。販売期間は5月31日まで。

 問い合わせは、秩父鉄道運輸部運輸課(電話048.523.3822)へ。

© 株式会社埼玉新聞社